概要
アルミダイカスト部品の外観検査の自動化に取り組み、検査員と同等のスピード・精度で検査可能な卓上装置の開発に成功した。 投資対効果が高く、お客様にとっての工場自動化への大きな一歩になった。課題
アルミダイカスト部品の検査は、従来、目視検査が行われていた。
この作業は検査員に肉体的負担を強いるほか、検査結果のばらつきが大きいという課題があった。
導入効果
・年間コストを約83%削減することに成功
ソリューション
- 協働ロボットとAI検査装置により、本対象ワークの搬送から検査まで一連の工程の自動化に成功
- 不良個所の撮影が可能となった
図1. および図2. 研磨不良(表面の反射率を計測:ルールベースにより判定)
図3. スクラッチ(表面の模様とスクラッチ:AI異常検知により判定)
図4. 異物混入(穴に異物が混入:AI異常検知により判定)